電話番号

HAIKU presentation

2019.8

『万引き家族』を観た。
この作品、盗みで生計を立てる一家のドラマかと思ったが、そんなに甘くはない。
血縁のない6人の家族ごっこ? 
海水浴に遊ぶシーンや戦後バラック雑魚寝時代を思わせる暮らし。
ゴッコを超えた家族じゃないか。
で、思うのだ。
彼らこそ、家族や世間に万引きされた6人ではなかったか。
家族っていったい何ものだろ? と珍しく考えてしまう退屈男であった。
で、是枝監督の次回作の主演は、あの“カトリーヌ・ドヌーブ”だって。

帽子よと姉の近づく夏休み

退屈男

夏の森林公園
夏の森林公園

2019.7

「先生はB級グルメ派ですね」と言われたことがある。
先生はともかく、大きなお世話だ。が、そうかも知れない。
気楽な食堂や居酒屋で飲み食いする、これを無上としているからね。
大枚はたいて店主の顔色をうかがうなんて、馬鹿じゃなかろかラムネのピンだ。
場末の飲み屋で悪友と下ネタ噺で馬鹿笑いし、競馬談義に熱中する。
退屈男の至福の時間だ。ヤレヤレ。

冷やし中華 ラーメンに冷やかされ

退屈男

みますや
東京は神田淡路町のみますや。Mr.退屈男はこの店で何度も至福の時間を過ごしている。
1905年(明治38年)創業の110年以上も続く超老舗だが、
日本最古の居酒屋というのはreally?

2019.6

子供の声がする。学校帰りか塾帰りか。
小さな公園にタムロしているのだ。
何を話しているのか、一向わからない。
が、それは『児の声の不思議なほどの谺かな』なのだ。
声は乗り物。とりわけ児の声は美しい乗り物だ。
“ノリテツ”退屈男にとって、これは特上の乗り心地。
理屈は消え素直ばかりのオノレになる。新しいのだ。
今月の句もこの乗り物の賜物です。
さてさて6月水無月、もう半年が過ぎた。

雨止んで子供の声は空になり

退屈男

紫陽花淡色
紫陽花そこいらじゅうの口語体(句集『となり』より)

2019.4

“別れの三月 出会いの四月” とは、うまいこと言ったもんだ。
そういえば先日の井上 孝教授(東歯大)の退任祝賀会は、
アットホームな雰囲気で、
いかにも先生らしい全員参加の会だった。
教育・研究の傍らインプラントの御意見番、臨床検査学会の立ち上げ、
FDIの理事など大車輪の活躍、お疲れ様でした。
それにしても、ラストで全員肩を組み熱唱した♪あの素晴らしい愛をもう一度♪は最高だった。
退屈男の持ち歌なんだよね。

レンギョウに走るさくらの宴かな

退屈男

レンギョウ
春があふれてる♪
Miss RENGYO

2019.3

東京新聞の女性記者への質問封じはいけません。
ウソと卑怯のテンコ盛り政権には、
彼女のキツイ突っ込みはたまらんだろうが、自業自得だからね。
それにしても、他の記者連中は何やってんだろ。
女性記者の孤軍奮闘じゃないか。 情けないね。政権となれ合うサラリーマン記者ばかり。
奴らの記事には要注意。彼女の爪の垢でも煎じて飲むべし。
ああ、ニュースは遠くなりにけり。

さくら咲く深い町を思い出す

退屈男

桜
気象庁による開花宣言は1953年から始まったとのこと。
標本木に5輪開花で、spring has come♬

2019.2

一年12ヵ月で一番の不人気は2月だろう。
が、梅があるじゃん。牡蠣の殻のような幹からのびる枝先に灯りをともすように花が開く。
とりわけ咲き始めがいい。
その香りといいなんという上品。
♪梅は咲いたか桜はまだかいな♪と唄うように、現在では桜人気だが、万葉の頃、花といえば梅だった。
王朝の庭には梅がお似合いだ。
賑やかというか騒がしい桜よりどこか艶めかしい梅のオトナがいい。

梅林のしばらく隠す薄化粧

退屈男

梅
紅白揃うと、オトナの梅はめでたく華やかでもあります。

2018.12

平成の世もあとわずか。
来年の5月には新天皇新元号がスタートする。
それにしても、最近の皇室の動向はどうだろう。
今上天皇の退位宣言、秋篠宮の大嘗祭の国費負担への疑義、皇室の反乱? ハンパじゃない。
天皇の安倍嫌い、ここまで来たかだね。
民主主義を破壊しかねない安倍の一連の動きは、平和ファーストの陛下にとって看過できない異物なんだね。
さて、平成最後の師走です。

空白は埋め余白は活かす冬のデッサン

退屈男

城
昭和の初めからずーっと見てきた。。。。

2018.10

「シマウマの縞はなぜあるの?」。
簡単です。
生物の唯一は種の保存と繁栄だ。
よってあの縞は、ライオンらには不気味に映る筈。躍動する縞は津波だ。
食べるの止めよう、となるのだ。
クイズ? いや、今月スタートした『僕らは奇跡で……』の一コマ。
が、主人公の大学講師は、正解なんてないよとばかりに嬉しそうに笑う。
いいね。
質問の発見が一等。答えはシモベだ。

答えばかりで質問は痩せ

退屈男

シマウマ
ペイントした?

2018.09

歯目マラとは衰えゆく順番だが、現代は目が最初だろう。
PCにスマホの普及で目は酷使されている。
車中で10人中9人がスマホに目を落としている。
あれじゃ退屈のヒマ? がない、と思うのだが。
ガラパゴス系の退屈男の僻目の眺めですかね。
それにしても、髭と爪は還暦を過ぎても一向に伸びを止めない。
一生のお付き合いになるんだろうね。
頭髪は風前の灯だあ。

年とって爪の薄さよ秋の風

退屈男

すすき
“あるがまま” がいいかも

2018.08

「本屋に入るとなぜかトイレに行きたくなる」という話を聞いた。
偶然だろうと想ったが、
以前にもこの手の話を聞いた覚えがあり、
“本屋さんのふしぎ”は健在だった。
本屋独特の匂い、インクと紙? が、生理現象を催促するのか。
が、近年の活字離れにアマゾンのひとり勝ちで、
次々と消えてゆく本屋。
“本屋さんのふしぎ”も都市伝説になるのか?

蝉時雨ゆうなゆうなと又ゆうな

退屈男

船
min miーーーーnnnn.

2018.07

権威と権力は似て非なるもの。
古代の天皇の数人かこの両者を併せ持ったが、以後はない。
蘇我氏も信長も果たせなかった。
権威と権力の分離は、卑弥呼の時代にすでにあったかと想われる。
聖・卑弥呼と俗・男弟による統治だ。
藤原氏や秀吉そして明治維新の成功は、
権威(天皇)の何たるかを熟知した賜物だろう。
で、退屈男は? どっちにも無縁だあ。

実感に疲れホタルとぶとぶ

退屈男

船
「暑中お見舞い申し上げます」

2018.06

退屈男の新刊『月と金平糖』(共著)が出てひと月が経った。
前書『へふへふ』(共著)は写真とのコラボだったが、今回は女流歌人との共演。
ま、出来はともかく試みですよ。
目先を変える。
同じスタイルはとらない。
飽きちゃうからね。そんなこんなで、6月水無月梅雨の入り。
紫陽花の花言葉は“浮気”。
あんたも飽きっぽい?

自分がまっすぐにいる梅雨の入り口

退屈男

月と金平糖
句歌舟『月と金平糖』
俳句 谷村しげを
短歌 中西由起子

紫陽花
「こんぺいとう」という名の紫陽花が人気だそうで……

2018.05

退屈男の散歩コースに、あの江夏の引退試合をやった一本杉球場がある。
高校野球の予選会場にもなっている。
土日は草野球で賑やかだが、きょうは平日で人影もない。
雨上がりの芝の緑に野鳥が遊んでいる。
が、じきに夏の甲子園大会の予選が始まるだろう。
ウグイス嬢の声が聞こえてくる。 ♪一番センター イチローくん♪ なんてね。

深呼吸 肺腑にみどり谺して

退屈男

犬
球が飛んで来るかもね

2018.03

ランドセルが歩いてる、というのが新小学一年生。
何とも言えない可笑しみ。
そんな彼らも高学年になると、大人顔負けの立ち話をしちゃったりして。
これまた可笑しい。
奴らはどんなオトナになるんだろ。
退屈男は願うね。QOLが大事。
Qはクエスチョンですよ。“問う力”。
ナンデ・ドウシテの面倒臭いヤカラになって欲しいのだ。 

桜とは質問ばかり咲きだして

退屈男

桜
入学式に桜♪ というのは、関東では昔の話になりそうです。
桜の開花が早くなり、開花は3月の卒業式頃になりつつあるとのこと。
でも、桜の花って大きなランドセルを背負った小学校1年生の背景にピッタリだと思います。
上から微笑んでいるみたいで。

2018.02

ことしはイヌ年。
最近のワン君は小型化して、いかにもペットらしい。
番犬の時代は終わったんだね。
で、退屈男のガキの頃は、野良犬が徘徊していた。
可愛いというより怖かった。
咬まれたり追っかけられたりしたからね。
が、そんな野良も姿を消した。
でも大丈夫。
ネコの野良はまだ健在だ。がんばるニャン。

初夢や夕焼け小焼け走ってる

退屈男

大型犬
大型犬もよろしく。
右から2番目の二頭のセントバーナードは、これで6ヵ月の子犬とのこと。
どんだけ~って感じ。
視線の先には大好きな飼い主さんがいらっしゃいます♪
もちろんワンもニャンも、可愛さは大小、大きさ問わず、ともにマンモス級。
今年もみんな仲良くワンダフルフル~でまいりましょう。

2017.12

今月の句は星がいいわね、とG社長。
どんな注文にもお応えするのがプロ。即OK。
が、困った。都心の夜に星はない。
で、どうする。30年前の『オリオンを60分で考える』でお茶を濁すか。
名句ですけどね。
う~ん困った。
そうだ! “困ったときの金平糖”があった。
一粒ひとつぶ一つまみ。

冬の星座一音濁ってる

退屈男

もみじ
実はこんなにあります☆

2017.11

春はさくらで秋はもみじというのが、
ニッポン人の平均的な感受性だろう。
退屈男の紅葉体験は十和田湖だ。
遊覧船から見た毒々しいまでの朱赤の次々。
強烈だったなあ。
一生分のもみじを食らったと思ったほどだった。
で、その晩のキリタンポ鍋。うまかったなあ。
食った食った飲んだ飲んだ。

あんなに紅葉なのに咲いたとは言わない

退屈男

もみじ
咲いてるつもり

2017.10

ことしは国宝制定120年にあたるらしい。
知らなかった。
で、“国宝”の命名者はフェノロサらしい。
知らなかった。
さらに国宝のない県がふたつあるらしい。
知らなかった。
廃仏毀釈から仏教美術を救ったのが、外人さんとは皮肉。
もちろん岡倉天心も欠かせないが。
で、ふたつの県って? 教えない。

青い目が青い空から降りてきた

退屈男

大仏
長谷の大仏 said「I am a national treasure♪」

2017.9

 先月の終わり、尾道へ行った。
30数年ぶり。
ロープウエイ、展望台からの水道の眺望、
文学の小径、千光寺、アーケード街そして片道60円の艀などなど、
大林監督の尾道三部作の舞台は健在だった。
そんなセンチメンタルジャーニー退屈男を興覚めさせたのが、
炎天下の行列。ラーメン。
それにしても暑かった。

新学期ソーダ水の転校生

退屈男

ねこ
尾道 昔も今も

2017.8

読書がむずかしくなってからは、ラジオだね。
以前は土日の競馬中継くらいだったけど、
今じゃ早朝から夕方まで、町工場よろしくいつも流れている。
お好みは、NHK第2とTBS。
で、子供の頃、昼のテレビやラジオが嫌でね。
すぐ外に逃げだした。
何だったんだろう。う~ん?

夏休みラジオ流れる孤独かな

退屈男

ねこ
じっとしているのは苦手?

2017.7

そういえば、南椌椌師のテラコッタ写真集は『雲知さん』だったな。
これ「さん」じゃなきゃアウトだよね。
さすが椌椌師、当然のごとくに「雲知さん」とした。
さんに様に殿そして君にちゃん。
さてどれにする? 
これが案外むずかしい。
もろセンスが出ちゃうからね。
で、子連れ狼は、ちゃん。
退屈男は? 殿でしょ。

さんと様 暑中見舞い申します

退屈男

雲知殿
雲知殿

2017.6

当時のジョンは子育てに大童だった。
が、ポール君まったくの無頓着。 少しは空気読めよとジョン。
で、門前払い。ポール激怒。
ドッチもドッチだが、以後、ふたりは絶縁した。
で、ことし4月の武道館公演のオープニングで、
ポールは、『ア ハードデイズ ナイト』を歌った。
ジョンの曲だよね。

梅雨しづかすぎて骨にふり

退屈男

あじさい
紫陽花ヨロコブ♪

2017.5

ビートルズの曲の大半は、突然歌い出すかわずかな前奏で始まる。
ヘルプ、イエスタデイ、ヘイジュード‥‥。なぜ? それがベストだから。 彼らは常に正しいのだ。
解散後、ポールはNYのジョンを何度も訪ねている。
「こんな曲ができたんだけど」。が、ある日、門前払いをくらう。(つづく)

ミッシェルを訳すと花子かな

退屈男

マリア
マリア改めミッシェルでいくわ。

2017.4

今年上半期の流行語大賞は『忖度』で決まりだね。
安倍ちゃんと籠池氏の仲間割れで俄かに浮上した『忖度』。
わがニッポンジンのお家芸です。
皆まで言うな、阿吽の呼吸じゃ、てね。
が、『忖度』が『損得』に化けちゃいけません。
ま、安倍夫妻は蟄居閉門、籠池に官僚らは遠島だね。
美しい国・日本でした。

ビルの肩ぶつかってさくら坂

退屈男

桜
美しい国 日本♪といえばサクラでしょ。

2017.3

『井の中の蛙大海を知らず』には、後段がある。
『されど空の深さを知る』がそれ。
う~ん、こうなるとこの格言の意味合いがおよそ違ってくるね。
退屈男が想うに、こりゃ28音でズバリ言い切った芸術論ですよ。
芸術家とはなに?
その資質は?
そんなこんなで、カエル君ごめん。

蛙やわらかく踏まれ春に出てゆく

退屈男

カエル君
カエル君。春にお待ちしてます(菜の花)

2017.2

♪梅は咲いたか桜はまだかいな♪
明治期に流行った端唄だが、梅は前座で桜が真打ちということか。
ニホンジンの桜好きは尋常じゃないが、
これを決定したのは、ソメイヨシノだね。
が、退屈男はちがう。
梅のただ一輪で成立する春。
この凛とした佇まいに感動するのだ。
匂いおこせよ梅の花。

落花の行儀よく梅であり

退屈男

左の方から春
左の方から春がやってきそう……

2017.1

相撲人気は戻ったね。
平日でも満員御礼が出る、ニホンジン力士は優勝するで協会は万々歳だ。
で、退屈男の少年期は、栃若時代。
名人横綱vs土俵の鬼ですよ。
若乃花の右上手投げは絶品だった。
化粧まわし・行司装束の華麗、横綱土俵入り・仕切りなどの作法美。
ノコッタノコッタ!!

酉年のお酒上手の千鳥足

退屈男

千鳥足

2016.12

ことし最大の事件は、やはりトランプだろう。
マスメディア完敗。
ネット社会の作り手が情報に溺れちまった。
現場がないんだ。
イギリスのEU離脱も同様。
結局、体制内の希望的観測が情報を操作する図式。
今後も続くね。
ということで退屈男、案外と社会派かも?

カレンダー前も後も寒くなり

退屈男

桐に鳳凰
トランプ氏と花札を…という方もおられました。
花札の12月は「桐に鳳凰(20点!)」でございます。

2016.11

11月霜月。今年も2ヶ月を切った。速い。
歳をとるほど1年が短いと感じるのは、体内時計のせいらしい。
暦では10ヶ月が過ぎたのに体内時計は半年。
「あれ? もう11月」となるのだ。
で、体内時計って何もの?
それは福岡先生に聞いてほしい。
退屈男は万能じゃないのさ。

初霜やザクッザクッと目を覚まし

退屈男

霜月
霜月だものね。

2016.10

退屈男の小学1年の遠足は、新宿御苑であった。
学校から列をつくり徒歩でテクテクゆくのだ。
半世紀以上前の、オリンピック前の都心の交通事情は、かように穏やかであった。
遠足が校外学習へ。そして移動教室へと変わった。
今は何と呼ぶのだろう。
4年後また五輪が来る。

遠足の水筒踊る浅もみじ

退屈男

もみじ

2016.09

♪夕やけ小やけの赤とんぼ‥‥♪は、谷内六郎らが好んで描いた日本の原風景だろう。
シオカラやオニヤンマらが去ると、気流に乗って何処からともなく赤トンボがやって来る。
横に滑ったかと思えばピタリ停止する。
変幻自在の飛行。
秋が風の音にではなく目にさやかに見える一瞬だ。

直線を自由にして赤トンボ

退屈男

とんぼ

2016.08

ほおづきを鳴らすのは、簡単ではない。
というか、袋を破かずに中身を抜く作業がやっかいなのだ。
根気と慎重が要求される。
しかしそのプロセスは、けっこう楽しい。
失敗しても次なる遊びに向かうだけだ。
それにしても、ほおづきを鬼灯とした江戸のセンス、脱帽で~す。

鬼灯の市を冷やかす神輿かな

退屈男

2016.07

一陣の風が舞い南部風鈴が一斉に鳴る。
国鉄(当時)山形駅の上野行きホーム。
透きとおった音色に待ち人は俄かにほころぶ。
素晴らしい演出だった。
ガラスを吹いた江戸風鈴もいい。
舌足らずの音色と色彩豊かな江戸の粋がコラボする。
風鈴風情風景で風にお世話さま。

赤ん坊風鈴の真下で眠ってる

退屈男

風鈴
風鈴の音色が子守唄。
描いてくれたのは、絵本『そうだ。歯医者さんへ行こう』の作者、さとう有作氏。
絵本でも、可愛くて面白い絵が満載です!

2016.06

退屈男の「好き」に三つあり。
ナガシマさんにビートルズに昭和のプロレス。
これらを語れば、アラビアンナイトになるから後日に譲るが、
「好き」を語る、語り合うほどの愉快はないだろう。
理屈抜き、感情的、ガキになっちまう「好き」こそモノの上手投げ。
退屈男には、“冷静な熱狂”なんてないのだ。

団扇が好きで漢字覚える

退屈男

羊歯
羊歯

薊

薔薇。花が好きで漢字覚えた。
薔薇。花が好きで漢字覚えた。

2016.05

『AIに韓国の囲碁名人三連敗』には驚いた。
チェスや将棋につづき「お前もか」だ。
悔しかったろうね。
ロボットに後塵を拝するなんて。。が、悔しいという感情がAIに生まれたら、どうなる?
SFの世界とも言ってられない、このところのAI事情だ。
さて、井山七冠vsAIの軍配は?

碁会所の石音高く初夏の風

退屈男

馬
五月の風を感じているトキノミノルくん

2016.04

それにしてもこの国のソメイヨシノ人気はハンパじゃない。
列島がすっぽり桜で染まるほどだ。
この熱狂はどこから来るのか。
待ちにまった春本番の象徴?
パッと咲きサッと散る潔さ?
ごくごく庶民的なのに上品で華やか?
満開を肴にお酒をいただきほろ酔いで、さて一句だあ。

盃に零れるほどの桜かな

退屈男

桜
ソメイじゃないけど、人気者です

2016.03

引っ越しが一大事であることは自明だろう。
住環境やご近所づきあいの一変は、心身に大きな負荷になる。
とくに還暦過ぎの引っ越しは要注意。
個体差はあるが、総じて順応性も低下している。
こんなはずじゃ、という例はままあるのだ。
“引っ越し貧乏”を十分に咀嚼することだ。

引っ越しの目を覚まして親不知

退屈男

猫
猫の歯は30本。猫なのに犬歯があるらしい。親不知は?

2016.02

子どもの頃、雪が降ればただ嬉しかった。
積もれつもれと願ったのだ。翌朝、窓を開けると銀世界。
こりゃもう何をおいても飛んでゆくしかない。誰よりも先に‥‥。
先日、雪で東京の足は大混乱した。
そして翌日。
歯医者への道すがら退屈男は思うのだ。
「雪よりダンゴいやお酒」。。

雪止んで二人目の足跡になり

退屈男

雪
足跡捜索中

2016.1

武家は椿を嫌ったらしい。なぜ?
首がバサッと落ちるように散るからだ。となると、『椿三十郎』はかなり奇妙な姓ではないか。
名をたずねられ、庭の椿を見て「椿三十郎と申す」となるのだが、さすが黒沢。
武家社会を揶揄する象徴として『椿』を咲かせたのだ。
ま、山茶花三十郎じゃね。

山茶花の咲いた咲いたに咳一個

退屈男

秋色
さざんかが溢れている

2015.12

勘違いは誰にでもある。
飲み会や美容院の日時を間違えたり、
砂糖と塩を取り違えてグエッという魚の煮付けが出来たり、
笑ってる場合ですよ、が展開する。
が、大学の受験日を間違え、その学部は昨日ですよ、は笑えない。
洒落にならない。
彼はその後どうなったか。
半世紀近くが過ぎている。

街の灯や勘違いが眠ってる

退屈男

秋色
ずっと花時計だと思ってた……

2015.11

花鳥風月のなかで、桜と紅葉は不動の4番だろう。
桜前線に一喜一憂し、木々の色づきにセンチメンタルジャーニ。
で、退屈男が学生時代に見た十和田湖の紅葉はすごかった。
毒々しいほどの紅赤朱に圧倒され、もうこれで紅葉はいいや、と思ったのだ。
以後、ダンゴの人生歩んでいます。

石の上落ち葉二枚のあたたかさ

退屈男

秋色
秋色

2015.10

わが祖母の名は「てふ」である。おチョウさん、と呼ばれた。
四日市の酒煙草屋の娘で、店番でタバコをおぼえた。
晩年のキセルの様は絵になった。
大正琴を鳴らし芝居・映画を愛した明治のひとだった。そんなDNAはどこへ行ったか?
不器用な昭和退屈男は、せめて平成の世をへふへふと生きていきたいと願うのであった。

へふへふはどう読むのとてふてふは尋き

退屈男

へふへふ
へふへふではありません

てふてふ
てふてふは私ですが…

2015.09

平成27年7月に十五夜が2度あった。
珍しい。次は3年後とか。
学生時代、後輩から「今夜はお月見ですよ」と電話があった。風流だね。
「祖母がおダンゴを」と聞いて、いい家族だと思った。が、数年後、家業が傾き、一家離散。彼はテキヤになった。
十五夜は物語りの宝庫だが、ユーミンの『14番目の月』もいいよ

満月の重たくて空下がる

退屈男

アルバム
懐かしくて、「あの日にかえりたい♪」(←は、本アルバムには収録されておりません…)

2015.08

昼寝から醒める。周りに人気がない。
この瞬間、少年は初めて孤独を実感する。
「ボクはひとりぼっちだ」。
底なしの不安に、泣きだす子供もいる。
なぜ昼寝が在るのか、なぜ子供に昼寝させるのか、謎は深いのだ。
それはともかく、
退屈男は10時うとうと夕食後うとうとの、
うとうと流の免許皆伝ですぞ。

昼寝して誘拐された西日かな

退屈男

お昼寝
特技;昼寝

2015.07

家庭用花火の9割はメイドインチャイナなんだと。
質は落ちるがアチラは安い。
毎度毎度の経済ですな。が、打ち上げ花火は、完全なる職人芸だ。
花火師の意地とメンツが炸裂して、夜空に『タマヤ~』。で、結び。
線香花火は、科学的に分析すると、
♪命短し恋せよ乙女♪となるらしい。
ナルホド。

線香花火の火の玉破いて千手さま

退屈男

花火
メイドインチャイナの頑張り!(雨の日の線香花火大会にて)。

2015.06

不器用な男には、色恋沙汰は似合わない。
ふりふられは、お天気お姉さんに任せて、
こちらは花よりダンゴだ。
朝掘りのタケノコを刺身で、ソラマメの緑を愉しみ乾杯。
極楽。季節を食すは幸いなり。
が、そんな時季もすぐに過ぎて、これまた幸いなりか。
で、アジサイの花言葉って?

タケノアキにふられていよいよ紫陽花

退屈男

花言葉
花言葉だったら、移り気な私に任せて♪

2015.05

こんなのがある。
『江戸っ子は五月の鯉の吹き流し口先ばかりで腸なし』
う~ん、うまい!座ぶとん三枚。
江戸っ子気質のおかしみを見事に詠んでいる。
で、こんなのもあるらしい。
池の鯉が魚心あれば水心をワープして、
いつの間にか鯉幟になって空心を知る、
という物語。読んだことありますか?

喉が渇いて鯉のぼり泳いでる

退屈男

鯉のぼり
魚(鯉)心→水心→空心→恋心

2015.04

あのタイガーマスクが、ランドセルの色で悩んでいるらしい。
昔は男児が黒、女児は赤と決まっていたが、
最近は、七色十色と多彩で、選ぶのにひと苦労。
リングで華麗に舞うタイガーも素面の伊達直人になって、
ランドセルの前を右往左往する。
愉快ですな。
さてボチボチ、小学校の入学式に出掛けますか。

放課後のらくらくとゆくランドセル

退屈男

チューリップ
整列!

2015.03

携帯やスマフォに目を落とし指が踊る。
車中のごく日常的な風景。盗み見する。
ゲームに夢中になっている。乗り越しにご用心だね。
となると、四六時中のスマフォストに退屈なし、かな。
が、こんな名言もあるよ。
“退屈こそ発明発見の母なり”(『退屈のすすめ』より)。
よろしく、です。

スマフォの人差し指の春踊る

退屈男

春をみつけたよ
春をみつけたよ♪

2015.02

節分の夜は、「鬼は外 福は内」が定番だった。
家族総出の寸劇。楽しかったね。
が、住環境や家族構成の変質で、春を呼び冬にサヨナラする儀式は、
“今や昔”に近づいた。で、恵方巻きの登場!
マキはマキでも、豆撒きじゃなくて恵方巻き。
ならば♪踊るエホウに見るエホウ同じエホウなら踊らにゃそんそん♪
でいきましょ。

節分の明けるのを鳩が待っている

退屈男

雪だるまと

2015.01

雪玉を転がして転がってダルマとなるのだが、
都心では真っ白な雪ダルマはむずかしい。
雪が少ないからね。汚れちまって少し悲しき雪ダルマってとこかな。
ま、このごろは、校庭や公園で雪ダルマに出くわすことも殆どない。
ところでこの句、なんでカッコ付きなの?

(雪ダルマを洗)おうとして親馬鹿

退屈男

雪だるまと
会いたかったよ♪

2014.12

「遊び人」とくればやはり金さんだろう。
町人すがたで悪党どもを蹴散らし、お白州の桜吹雪で一件落着。
黄門様の『この紋所が目に入らんか』と並ぶ究極のワンパターンだ。
それにしても「遊び人」とは、よぅぞ名付けたもの。
江戸期の豊かさを象徴してますな。
で、平成の遊び人って誰でしょ?

遊び人 土鍋の蓋を サッと上げ

退屈男

まりあとリンゴ
遊びをせんとや生まれけむ

2014.11

リンゴが落ちてきて「ハッ」とした瞬間から、
近代物理学が始まり、リンゴが落ちてきたか否かは不明だが、
アップル社の「アイフォン」シリーズが情報革命の先頭をひた走る。
そしてビートルズのアップルレ―ヴェルがきて、りんご三兄弟だ。
りんごに創造の神宿るでした。

ほほ染めて 真っ赤に落ちる 林檎かな

退屈男

まりあとリンゴ
ふーん。これがニュートンさんちのリンゴか……

2014.10

ザックリ言えば、神と仏は、聖徳太子から現在までうまくやってきた。
ほど良いご近所づきあいだ。
だが、10月神無月がやってくると、八百万の神々はサッサと出雲の国へ行ってしまう。
夏休み田舎のない小学生と同じ心境を味わうのだ。
と毎年のことだが、仏は淋しい。
「あ~あ、退屈だな。早く戻っておいでよ」

神無月 お釈迦様は 退屈し

退屈男

ダックスフンド写真
カミサマ出張中でつまんない……

2014.09

落語「目黒のさんま」では、殿様が出てきます。時代は江戸ですかね?
秋刀魚って、いつ頃から食されていたのでしょう?
「調理道具は変われども、この先、未来人たちの食卓にも焼いた秋刀魚がのぼり、ああ、秋刀魚か。秋だなあ、
という言葉が交わされるのであろうか……」と、
ザンギリ頭をたたきながら思った昔の人がいたかも?

ピッカピカの ためイキついて 秋刀魚かな(1999年秋)
秋刀魚の まっすぐに お辞儀する(2002年秋)
ザンギリの 頭叩いて 秋刀魚の日(2014年秋)

退屈男

ダックスフンド写真
「さんま get しちゃったわ」

2014.08

8月も後半に入りました。
お盆休みにはあちらの世界の方々と交流できましたでしょうか?

ゆうれいの 生きにくくなり うらめしや

退屈男

ダックスフンド写真
ゆうれいなのに生きてるんだね。
みんなみんな生きているんだ 友達なんだ~♪
おばけっ手で うらめしや