2024-11-06
思い出のはじまる頃の紅葉かな
2023-07-24
サイレンの静まりかえる正午かな
(異常、、、とも言えなくもない?) 夏の暑さを消すような、シーンとしたsceneの句をどうぞ!
句集 一人百句 green 谷村しげを より
樹木が、暑さと音を吸収してくれるかも。
2023-03-06
ウグイスが峠のやうに鳴いてゐる
先日、MRIのお世話になった。○○ガンの疑い。撮影時間は20分ほどだが、その長いこと。ヘッドフォンをしてもあの騒音はいけません。そして結果は一週間後ときた。これまた長い長い。で、診断はシロで、やれやれでした。それにしても時間って代物は何なんだ。ま、凡人には分かりません。『銀河鉄道の夜』を読んでも分かりません。あのアインシュタイン博士にでも聞きますか。で、○○って何ですか、ですか。う~ん、個人情報だからね…。ヒントですか。WBCやプロ野球開幕もすぐそこ。野球とくれば‟バットと球”。お分かりでしょ。
2023-02-08
梅がほっこり顔を出すまだ冬だよ
一之輔が『笑点』の新メンバーになるとは…。ちょいと驚いたでゲス。歌丸さんが亡くなり、その後釜に昇太、その空きに三平が入りコケ、あとを宮治。さらに円楽の急死と『笑点』の受難はつづく。BSで観るかつての『笑点』の活きのいいこと。テンポよし、メンバー溌剌。最近の『笑点』はいけません。ま、昇太を司会にしたのが失敗だね。三平なんて論外だし、宮治もゴマすり営業マン。で、一之輔は、志ん朝、小朝につづく江戸前落語の逸材とみているから、『笑点』は寄り道? それでも『笑点』にとっちゃ、久方ぶりの‟オアトガヨロシイヨウデ”。
2023-01-12
名を貰ってどうもヒトになったらしい
昔のオトナは平気でウソをついた。それがバレても、そんなもんかね、と平然としていた。ウソを愉しむ? 娯楽の感覚なんだろうか。「兎はなんで一羽二羽って数えるの?」「そりゃ、兎はむかし空を飛んでたからさ」てな調子。ウソの顛末には、ユーモアの余韻がなきゃダメ、ということだろう。‟ウソも方便“なんてのもあるけど、なるほどうまい逃げ道だ。逃げ道のないウソは色気ナシの野暮。今の政治家の十八番です。『うそがきらひで顔がさびしい』(武玉川)なんて名句が江戸にはありますよ。
2022-08-12
二日酔い父が近くにやって来る
お酒を覚えてから半世紀以上経つが、この間、飲み過ぎて二日酔い、なんてことが何度あったか。
ま、古希を過ぎ、さすがにこの手の風景にはご無沙汰だが、コロナ禍で、呑助との全員集合が遠くなったのは恨めしい。
そんな中、退屈男の第4句集『一人百句』が、8月末に上梓することに。
これもすべてkirabooks.の後藤さんのおかげだ。
表紙から本文まで、オンブに抱っこ、みんな仕上げてくれました。
アリガタヤ。
9月になったら、巻末に一文を寄せた中村君を交え下北あたりで、うまい酒を一杯!
父と息子?